みなさま、こんにちは。
さて私は今日からウィーン出張です。何と22年ぶりのウィーン訪問!!旅慣れたパリへ行くのとはまた違った緊張感と興奮でいっぱいです。仕事のことを常に頭に置きつつも、美しいものに触れて感性を磨く時間も大切にしたいと思っています。
さて、本当は前回の続きで川床ディナーについて書く予定でしたが、みなさまに知っていただきたい大事なトピックがあったので、今回はそちらをお伝えしますね。
『BRUTUS』という雑誌をご存じでしょうか。洗練されたライフスタイルを提案し、独自のスタイルと内容で多くの読者を魅了し続けている雑誌です。毎号異なるテーマ性を持つ特集を組んでおり、旅行から食文化、ファッション、趣味、そして知識まで幅広い分野をカバーしています。そして、6月17日発売の1010号は、「小さなアートと暮らしたい。」というアートに関するテーマでした。
この号では、アートの魅力が具体的に語られ、アートが身近な存在に感じやすくなるように工夫がされていました。読み進めるうちに、暮らしの中にアートを取り入れたくなること間違いなしで、まずは小さなものからアートを始めてみようという提案のもと、アートを選ぶ際の基礎知識や飾り方のコツ、今買うべきアートのガイドなど、私たちが実践できる具体的なアドバイスも豊富に含まれています。一冊の中に知りたいことがギュッと詰まっており、アートが好きな人、興味があるけれど敷居が高いと感じている人にぜひ手に取っていただきたいオススメの一冊です。
アートって難しくない。アートって楽しい!
そんな気持ちがよく伝わってきました。雑誌に登場されている方たちが、どんなアートに興味があるのか、どういう風に暮らしの中に取り入れているのか、その多様性を垣間見ることができたのも興味深かったです。
私は無料配布のデジタル版(Kindle)を見て、これは永久保存版だと感じ、すぐに紙の雑誌を購入しました。熟読すればするほど、やっぱりアートって必要!と思わざるを得ません。なので、暮らしに小さなアートを取り入れることの魅力と効用について、私なりに少しまとめてみたいと思います。
「小さなアートと暮らす」魅力と効用
「小さなアートと暮らす」ということは、日常生活において、美意識やクリエイティビティを高めるためのアプローチになります。そして、「アート」ではなく「小さなアート」という表現もミソです。小さなアートと暮らすことにはどんな魅力があり、どんな効果をもたらしてくれるのでしょうか。
小さなアートである理由
- 身近で日常生活にフィットする: 「小さなアート」という言葉は、そのコンパクトさや身近さを強調しています。一般的な「アート」はしばしば大規模で、ギャラリーや博物館で鑑賞されるものとして捉えられがちですが、日常の生活空間に取り入れやすい小さなサイズのアート作品は、より直接的に親しみやすい存在です。
- 手軽でアクセスしやすい価格帯: 小さなアートは手軽に購入できる価格帯で提供されることが多いです。なので、より多くの人々がアートという文化に触れる機会が広がります。
- 移動や配置の自由度が高い: 小さなアートは、移動や配置の自由度が高いです。特定の場所に固定されず、季節や気分に合わせて自在に配置を変えることができます。これにより、新たな視覚的な刺激を得ることができ、生活空間を常に新鮮で魅力的なものに保つことができます。
小さなアートと暮らす魅力
- 美的な豊かさ: 身近な場所に飾れる小さなアートは、空間に美的な豊かさをもたらしてくれます。見るだけでなく、触れたり感じたりすることで、日常がより心地よく彩られるでしょう。
- 個性と趣味の表現: 自分の好みや趣味に合った小さなアートを選ぶことで、その空間が自分らしさで満たされます。飾るアートの種類や配置方法によって、独自の雰囲気や個性を表現することができます。
- インテリアのアクセント: 小さなアートは、インテリアのアクセントとしても優れています。一つの小さな絵画や装飾品が、全体の雰囲気をぐっと引き立てることがあります。また、季節や気分に合わせて取り替えることも可能で、常に新鮮な感覚を楽しめます。
暮らしに小さなアートがあることの効用
- リラクゼーションとストレス軽減: 美しいものを見ることや感じることは、心身のリラクゼーションに大きく貢献してくれます。特に自分の好みや感性に合った小さなアートは、見るたびに心を落ち着かせる効果があります。忙しい日常から離れ、ほんの少しの時間を自分の癒しに捧げることができるでしょう。
- クリエイティブな刺激: 小さなアートを通じて、新しい視点やアイデアが生まれることがあります。色彩や形、テクスチャーなどに触れることで、自分自身のクリエイティブな気分が刺激され、日常の中でのアイデアの芽が育ちます。
- コミュニケーションの促進: 自宅やオフィスに飾った小さなアートは、訪れる人との共通の話題や興味を共有するきっかけとなります。コミュニケーションの円滑化に寄与してくれるのです。
まとめ
小さなアートは、日常生活において心地よい変化をもたらし、豊かな経験を提供してくれる存在です。その美的な魅力とともに、リラクゼーションやクリエイティブな刺激、コミュニケーションの促進という効用も大きな魅力です。自分の生活空間に少しの工夫を加え、小さなアートを取り入れてみてはいかがでしょうか。きっと新たな発見や喜びが待っています。
出発前にアートに関するトピックが入ってきたのも何かの縁。
私はウィーンで、みなさまの心を刺激するような素敵な商品を見つけてきますね。
本日もお読みいただきありがとうございました。
今日もどうぞ良い一日を!