みなさま、こんにちは。
Galerie La Tendresseのオープンが明日と迫ってまいりました!
25日になると同時に商品ページが一斉にオープンしますので、どうぞお楽しみにしていてくださいね!
さて、昨日はモンブランとハンバーガーの話で、今日はチキンバーガーの話で、あらあら美食の都パリまで行ってファーストフード?!と思われるかもしれませんが、そうではないのです。
昨日ご紹介したアンジェリーナのハンバーガーは、素材と味、そしてビジュアルの良さもあって、ジャンクな感じはしなかったのですが、今日ご紹介するチキンバーガーもただのチキンバーガーではないのです。
今回の渡仏時にいちばん行きたかったレストランがあって、それがMory Sacko(モリー・サッコ)のMOSUKEなのですが、まずは少しモリー・サッコについて説明させてください。
モリー・サッコはラッフルズ パリのロワイヤル モンソーや、マンダリン オリエンタルなどのパリの有名店で腕を磨き、2020年にパリの14区にレストランMOSUKEをオープンすると、わずか1年未満でミシュラン一つ星を獲得し、大いに注目された若きシェフです。また、2021年のアメリカのTIME誌の表紙を飾り、次世代リーダー100人の一人として選ばれたことでも話題となりました。フランスの人気料理番組トップ シェフに出演していたこともあって、料理界以外にも知名度は高いそうです。
彼はアフリカ系フランス人で、日本にも関心があることから、彼の料理はアフリカ、フランス、日本のエッセンスを散りばめたものになっているのだとか。
フランスのニュース動画で彼のインタビューを見ましたが、笑顔が素敵で、とても感じが良い人だという印象でした。彼は小さい頃から食べることが大好きで、特に父が揃う夕食時が忘れられない思い出なんだとか。その記憶が彼の料理の原点なのかもしれませんね。
そんな彼のお店なので相当な人気店のようで、予約をしようとチェックをしたものの私が滞在する日の空きはなしでした。
14区のレストランはまたの機会となりましたが、実は彼のエスプリを手軽に感じられるカジュアルなレストランがあるのです。それはギャラリー・ラファイエット(デパート)のグルメ館にあるMOSUGO。予約も特に必要ないので帰国日のランチに行ってみました。
店内は意外と広い
お昼時は少し外して行ったものの20分くらい並びましたが、もっと並ぶと思っていたので意外と早く入れました。
ここのスペシャリテはチキンバーガー。それにフレンチフライとジンジャーエールが付いたセットを頼みました。
実物はかなり大きいです!
バンズはプレッツェル。チキンはサクサクの衣でしっかりと味が付いた身はしっとり。レタスの代わりに白菜が入っているのも面白いです。
付け合わせのフレンチフライは、ポテトではなくサツマイモでした。それが、エスニックなディップとよく合って、サツマイモならではの柔らかくとろけるような食感に、気がつけば夢中で食べていました。
こちらももはやファーストフードとは呼べません。そしてもちろんナイフとフォークでいただきました!パリですから。
それにしても、こんなに美味しいチキンバーガーは初めて!
少しエスニックな味付けも重苦しくなく、すっきりとした自家製のジンジャーエールをはさむと、さらにまた食べ進めたくなるのです。
まるでシェフの魔法がかかったような初めて食べるチキンバーガーでした。
カジュアルなお店なので若者が多いのだろうと思っていたら、シニア層の方も結構いらして、しかも、みなさま、ガッツリ食べられているのです。いや〜、みなさまお元気!「最近揚げ物がキツイ」なんて言ってる場合じゃないですね。
ただのチキンバーガーだと思って行ったら驚きます。
ファーストフード?ジャンクフード?と躊躇わずにぜひ試して欲しい一品です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も良い1日をお過ごしください。