みなさま、こんにちは。
今日は、京都の鴨川沿いの川床ディナーでの特別な体験についてのお話です。
以前お伝えした分散型ホテルステイの続きになります。
川床の魅力
川床は、川の上に設けられた特設の座席で、夏の間に涼しさを求めるために多くの京都の飲食店が利用しています。特に鴨川沿いの川床(ゆか)は、清らかな川の流れとともに、自然の風を感じながら、開放的な空間で食事を楽しむことができるので毎年大人気となっています。日常の喧騒を忘れ、心安らぐひとときを過ごせるのが魅力です。
今回宿泊したホテルでも夏季限定で川床ディナーを実施していたので、迷うことなく予約を入れました。宿泊客限定とのことだったので、よりプライベートで大人な時間が過ごせると思ったからです。
想像以上のプライベート空間
ディナーの時間になるとスタッフさんがお部屋まで迎えに来てくださるので、それまでお部屋でワークに集中することができました。こういうふうに時間を有効的に過ごせるのもホテルの川床ならではですね。
そして、川床に着いてみて驚いたのが、何とこの日のディナーは、私一人だけだったのです!たった一人のためだけに設けられた川床のお席がとても贅沢なものに感じられました。
この日の京都はとても良いお天気だったのですが、ディナーの始まる時間になると少し涼しくなり、風も吹いてきたので、自然の涼を感じながら、より一層贅沢な気分を味わいました。
川のせせらぎや、行き交う人々の話し声が、心地よく響きます。また、時間と共に空の色が薄い青からオレンジ、紫へと移り変わる幻想的な光景にも感動しました。
普段、じっくりと自然に触れることがないので、本当にこうした環境に身を置いていることが何とも言えない贅沢さだと感じました。貸切だったので余計にです。
季節感と産地にこだわったフレンチ
川床ディナーでは、その雰囲気も楽しいものですが、やはりいちばんのお楽しみはお料理です。今回は、フレンチをいただきました。シェフの出身が石川県ということで、能登地震による復興の意味も込めて、石川県産の食材をたくさん使っておられました。
小豆島オリーブのニソワーズ
最後にシェフが挨拶に来られたのですが、若い女性シェフでした!センスの良いお料理の数々を堪能したお礼を申し上げ、川床ディナーを後にしました。
心と体を満たす体験
一人のディナーは味気ないものになりがちですが、自然と一体となれる川床ディナーは、五感が刺激され、味覚が研ぎ澄まされて、より一層食事を楽しめました。心が満たされ、日々の疲れも癒やされる特別な体験となりました。
ディナーのあとは
ディナーのあとは、了以棟のラウンジでシャンパーニュをいただきながら、持参した雑誌(1年前の婦人画報!なかなかじっくり読めていなかったので)を眺めながらのんびりと過ごしました。
こういう時間って本当に大切です。
お部屋に戻ったら檜風呂に入ってこの日の疲れをリフレッシュ。
職人さんの手による立派な檜風呂。木の香りにすごく癒やされました
次回は朝食の様子をレポート予定です。朝食もまた、分散型ホテルらしく趣向を凝らしたものでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
本日も良い1日を!