みなさま、こんにちは。
今日もパリでのエピソードです。
パリはいつ訪れても街中が美しいもので溢れかえっています。初めてパリを訪れた12年前からずっと私はパリの街に魅了され続けています。まぁ、道路やメトロなどの汚さには目をつぶることもありますが…。
とにかくパリに来ると、街の雰囲気にまず癒やされるのですよね。
建物と自然がうまく調和していますし、何気ないワンシーンがとにかくアートでおしゃれなんです。
今回は街で見つけたアートなものをいくつかご紹介します。
まずは四角く整えられた並木。
チュイルリー庭園内のオランジュリー美術館横の並木道です。
この角度の写真だと少し分かりにくいかもしれませんが、いつも四角くキレイに整えられているんです。かといって不自然な感じもなく、近くのオランジュリー美術館から飛び出てきたアート作品のような美しさがあります。
続いて、工事中のサン・ラザール駅。
上部の工事用のカバーに注目です。真っ白ななカバーではなくて、覆っている建物部分の絵が描かれているんです。
ヨーロッパの主要建物の工事用カバーって、工事中も建物の雰囲気を壊さないようになのか、こうした「見せるカバー」が多いです。
初めてこうした見せるカバーを見たのは、もう20年以上前のことですが、当時工事中だったベルリンのブランデンブルク門でした。しかもちょっとした遊び心も加えられた絵が描いてあって、それまでこうしたカバーを見たことがなかったので、センスの良さに脱帽した記憶があります。実は元のブランデンブルク門よりも、門を覆ったカバーを見られたことの方が良かったと思ったくらい、とても印象的でした。
少し話が逸れてしまいましたが、来年のオリンピックに向け工事が盛んなパリで、センスに溢れた工事用カバーを探してみるのも楽しいかもしれません。
続いてはとてもシンプルだけどかっこいいクリスマスデコレーション。
シャンゼリゼ通りのAppleストアです。
あのリンゴもこんなふうにおめかしするのですね。
華美ではないのに目を引くデコレーションでした。
クリスマスの季節は美しいデコレーションが散りばめられて、いつも以上に華やかなパリですが、普段通りの街で何気ないアートを探してみるのも面白いですよ。
とはいえ、この時期ならではのキレイに彩られたパリの風景もたくさん写真に収めてきましたので、またご紹介できればと思います。
さて今年はこの投稿が最後になりそうです。
来年はGalerie La Tendresseのオープンを控え、私にとっては大きなチャレンジの年となります。
みなさまに良い商品をお届けできるように日々精進してまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
どうぞ良いお年をお迎えください。